2009年02月18日

旅の準備

 2008年の夏休みになり、いよいよ旅に出る時が来た。

 荷物を積めるようにしなければいけない。Waveはガソリンタンクがシートの下にあって、荷物を完全に固定してしまうと給油が出来なくなる。そこでホームセンターでスノコを買ってきて取り外し可能な荷台を作った。さらにそこへ大きな箱をつけ、ラチェット式のロープで固定した。給油のときはロープを緩め荷台ごと荷物をおろす。このラチェット式のロープは簡単に確実に荷物を固定することが出来るので結構オススメ。
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 ライトの下に寝袋を積めるように荷台を作り、サイドバッグも買った。コレでかなりの量の荷物を積める。

 また、ユースホステルの会員にもなった。浜松で申し込める所がなかったので豊橋まで行った。

 こうして、いろいろ準備していると10日間ぐらいかかってしまった。

 いよいよ出発だ!!
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タイカブのオーナーに

 カブを探していると奇妙なバイクを見つけた。日本のカブはスーパーカブ90が一番排気量が大きいのだが、Wave125とDream125という125ccのカブがあるらしい。生産国はタイだ。カブ90のエンジンは85ccなので40ccの差がある。たった40ccだけど85ccと125ccでは結構差がある。さらにWave125はフロントがディスクブレーキだ。

 結局この125ccのタイカブを狙うことにした。WaveかDreameかは実物を見てから決めよう。夏休みに入って父親と一緒にタイカブを扱っている店に見に行った。幸い取扱店が10分くらいのところにある。
 Dreameは日本のカブに近い形で、だけどどこかアジアな感じがするデザイン。このデザインはかなり好感が持てた。しかしブレーキは小さなドラムブレーキが付いているだけだ。一方Waveはスクーターのようなスタイリッシュなデザイン。カブっぽさはあんまりない。しかしフロントはディスクブレーキ。ドラムでも上手に乗れば止まるんだろうけど、やはりディスクのほうが安心感がある。
 悩みに悩んでWaveにすることに決めた。Wave125iというインジェクションのモデルもあったけど高いし壊れたときが大変そうだ。だからキャブレターのWave125Rにした。
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もっと遠くへ

 ジャイロでいろいろ出かけるのは楽しかったけど、幹線道路では流れに乗れないし、坂道では登らない。もっと快適に移動できるものを求めるようになってきた。

 いろいろなホームページを見ていると、バイクで日本一周旅行をしている人が結構いることに気が付いた。それまでのバイクのイメージは「ちょっと近所へ出かけるものでそんなに遠くへ行くものではない」という感じだった。しかし、だんだんバイクでも遠くへいける可能性を感じてきた。「車は買えないけどバイクで旅に出られるんじゃないか?」と考えるようになってきた。
 
 しかし50ccではきつい。もう少し排気量は欲しい。よって二輪免許を取ることに決めた。日本の多くの家庭がそうであろうと思われるように親には反対された。「昔は車も少なく、車に乗れるような人はしっかりしていた。だからバイクも安全で乗るのが楽しかった。でも今はとんでもない運転をする奴が車に乗ってるからバイクは危ない」と言われた。今となってはこの言葉を身をもって実感している。確かに楽しいけどこんな危なっかしい乗り物、僕も人にはオススメしない。結局、あまりスピードがらくらく出せるバイクは買わないということで話がついた。
 もともとスピードの出るバイクなんて買おうと思ってなかった。まず排気量は125cc以下。これはファミリーバイク特約がきくからだ。そして某番組の影響もあったのだろうか、旅に出るにはカブがいいと思っていた。

 そんなわけで車校に通い始めた。卒検が近くなると「免許を取ったら何に乗るのか?」という話になってくる。周りの人たちがスポーツバイクの名前をあげる中、僕は「カブ90ですかねぇ〜」なんて言っていた。
 そして2007年7月31日、無事普通自動二輪免許取得した。
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2009年02月19日

三輪バイクとの出会い

 高校生になると、車だけではなくバイクにも興味が出てきた。そんなある日、友達に「うちにピザ屋の屋根付き三輪バイクがあるけど安く売ろうか?」と言われた。そのときは勉強もしなければいけなかったので「卒業して行く大学が決まったら25000円で」と言う話になった。この手のバイクは中古車市場でも10万円を切るものが少なく、この話はかなりオトクな話だった。
 さてこうなると三輪バイクのことが気になる。ネットでいろいろ調べてみると名前はジャイロといい、屋根の付いているのがキャノピー、屋根の付いていないX、UPというタイプもある、後輪のタイヤの間の幅を広げるとミニカー登録と言うのができる、ありえないバンク角で曲がれる等興味深いことがたくさん出てきた。こうして三輪バイクへの期待が高まる。
 しかし、卒業していざ売ってもらうときになって、それまで放置されていたそのバイクはキャブレターの不調でエンジンがかからないことが判明。結局この話は無かったことになった。今の僕ならどっかから代わりのキャブを手に入れてきて修理したと思うけど、そのころはそんな知識も技術もなかった。

 大学進学と同時に静岡県浜松市に引っ越した。大学は駅から3kmなので、自転車ですぐ街に出られる距離だと思っていた。しかし、現実はそんなに甘くはなかった。
 浜松には三方原台地という台地があり、この台地上にも市街地が広がっている。大学もその台地の上に建っている。標高はそこまで高くはないが、緩やかな坂がだらだらと続いている。最初は自転車で頑張って登っていたが何ともしんどい。「原付を買おう」と決心する。
 原付というと、もう三輪バイクしか思いつかなかった。屋根付きタイプは高いので、屋根のないジャイロXにターゲットを絞り中古車をさがす。そして2006年5月20日、人生初の愛車を手に入れる。

 夏休みも終わりに近づいたある日、ちょっと遠くへ行ってみようと思った。目的地は静岡県最南端の御前崎。往復約80km、地図を積み込み、ミラーにコンパスをぶら下げ出発した。途中トラックに煽られたり、エンジンが止まったり・・・いろんなことがあったけど、知らない場所を走るのは楽しかった、海は潮風が気持ちよかった、達成感や充実感があった。こうしてツーリングの楽しさにと言うのにハマりはじめた。
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旅に出ようと思ったきっかけ

 「日本中を周ってみたい」そう思ったのは小学校5年生くらいのときだったと思う。当時の僕は小学生なのに車好きというかなり変わった奴だった。また、それに加え多くの子供たちがそうであるように、知らない場所に出かけるととってもワクワクした。こんなことから、「大きくなったら車を買って、日本一周するんだ」と言う夢を持つようになった。

 高校生になって、実際に免許を取れる歳が近づいてくると、車を持つのにどれくらいお金がかかるか計算するようになった。自動車税、重量税、自賠責保険・・・。「1600ccは魅力的な車が多いけど税金が高いな」とか「1500cc以下で1000kg以下の車はないかな」などなど。
 でも大事なことを忘れていた。任意保険料と駐車場代だ。任意保険料は21歳以下だと10万円近くする。また大学進学と同時に実家を離れ一人暮らしをすることになった。マンションには何台か駐車場があるが、駐車場代は別である。また、高校生のときから比べると考えられないくらいガソリン価格が上がっていた。

 こんなことから、免許は取ったもののしばらくは車を所有するのは難しいなと言う結論に至った。しかし、「日本一周したい」という夢は消えることがなかった。
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2009年02月21日

8/10 1日目 いきなりピンチ

 さていよいよ出発の日。今日予約した宿は浜松から約220km離れた岐阜県高山市のひだ高山天照寺YHだ。1日あれば余裕でたどり着ける距離である。しかし、荷物を積み込んだりしていると14時になってしまった。
 出発してしまうともう1ヶ月は戻ってこない。期待も大きいけどそれ以上に不安だった。
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 不安におびえていても仕方がない。とにかく勇気を持って一歩踏み出そう。そしていよいよ出発した。しかし、国道に出たところで忘れ物をしたことに気づき取りに戻る。結局再出発したのは14時30分近くなってしまった。

 市街地はいつもどおり車が多かった。荷物をたくさん積んでいるためすり抜けをする気にもならない。コレだけ荷物を積んでいると市街地ではかなり目立っているような気がする。
 三方原台地を下り、引佐の市街地を抜けるといよいよ山岳区間だ。荷物を積んでいるので重心が高くなっていて、いつもとは明らかにバイクの挙動が違う。しかしそのうち慣れてきた。途中ハンターカブに乗った旅人とすれ違い、同業者をみて少し元気が出た。
 愛知県に入ってもさらに北上を続ける。後続車を先に行かせながら上り坂を登っていく。坂を上るとしばらくは高原の心地よい道が続く。途中道の駅によってスタンプを押したが、ゆっくりと休憩している時間はない。
 岐阜県に入りしばらく行くと橋とトンネルで構成された高規格な道になった。しかも下り坂で車の流れは速い。ホントは端によって道を譲りたかったけど、路肩も狭いので、ちょっと怖い思いをしながら流れに乗って下っていった。坂を下ると恵那の市街地で国道19号中山道に合流する。中津川までは国道19号を走る。
 中津川で再び国道257号へ。橋の区間が有料道路になっているが原付の通行料は20円なので迷うことなく利用する。料金所のおじさんに「どこまで行くの?」と聞かれ「今日は高山まで行きます」と言ったら「あと100キロくらいだね」と言われた。時刻はもう17時を過ぎている。先を急がねば。
 有料道路を出たところで初の給油。荷物を降ろすのは大変だが、難なく給油できた。そしてまた荷物を固定して・・・何とも面倒くさいが仕方がない。結局給油すると10分はかかることがわかった。
 山の天気は変わりやすいと言うが、ここに来て雨が降ってきた。といっても小雨程度で空も明るいのでレインコートを着るほどでもない。
すぐに雨から抜け出せた。
 温泉で有名な下呂へ。日が沈む時間はもうすぐだ。ライトの下に寝袋を積んでいるので、これだと夜間は道が照らせず危険だ。高山まではまだ約50kmあるので、寝袋を後ろの箱の上に移した。
 有名なのは下呂だが、北上すると中呂、上呂といった地名もある。日が沈んでからは孤独な戦いだ。街灯もほとんどない道をただひたすら走っていく。なんかとてもつらくなって泣きたくなった。でも進むしかない。高山の直前の峠でまた雨が降ってきた。峠道でウエットと言うのは非常に怖い。速度を十分に落とし何とか通り抜けた。
 峠を下って街の光が見えたときにはホッとした。しかし夕食を買おうと思って寄ったコンビニで異常に気づく。ナンバープレートを止めていたボルトが1本落ちていて、ナンバーが斜めになっている。もう片方はよく耐えてくれたものだ。ボルトは明日ホームセンターを探して買うとして、ヒモでナンバーを仮止めした。
 宿の手前で少し迷ったものの何とか到着。荷物を積んだはいいがどこに何を入れたのかよくわからなくなっていた。暗い中懐中電灯で照らしながら必要なものを探す。
 受付へ行くと「すみませんが別館のほうを使ってください」と言われる。まずは風呂へ入り、別館へ移動する。初めてYHに泊まるのでどんなものかと思っていたが、畳の大部屋に自分で布団をひくようだ。全く不満もないのでなぜ「すみません」と言われたのかわからなかったけど、後で聞いた話だと本館のほうはかなりキレイなんだそうだ。
 ホームセンターの場所を調べ、部屋の人としばらく雑談し22時過ぎには消灯になったので眠った。

 今日は出発が遅くなったため、かなり無理をした。明日からはこんな無理なプランはごめんだ。

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2009年02月22日

8/11 2日目「世界遺産を考える」

 2日目の目的地は能登半島の付け根、宝達志水町にあるキャンプ場。ずっと前から見てみたかった白川郷を見学する。

 スタートはホームセンターに行くことから始まった。そこでボルトを手に入れナンバーのところに取り付けた。絶対外れることがないようにしっかり締め付ける。
 高速道路と並走しながら峠を登ると、高速道路の標高日本一の看板があった。写真を撮ろうと思って止まるとちょうど道路パトカーが。「どうしましたか?」「高速道路の看板を撮ろうと思って・・・」。たぶん変人確定だろう。だけど「ここの道を入ればもう少し近づけますから」と親切に教えてくれた。
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 白川郷へ向かう道にはいると、すれ違うライダーさんがピースサインを出してくれた。しかも2台も。本州でもこういう文化があるんだなぁ。
 
 白川郷に着くと残念な光景が・・・。駐車場に入る車が大渋滞。そしてどこを見ても人人人。秘境のムードなんて全然ない。世界遺産になるということは保存の面ではメリットもあるだろう。知名度が上がり、観光客が増え地元の観光産業も潤うだろう。ただ、もともとひっそりとしていたところや、自然遺産などでは、人が増えすぎるのもどうかと思った。あと合掌造りの家はほとんどが1階が店舗になっていて原型とは違っていたのも残念だった。と、否定的な意見ばかりになってしまったけど一見の価値はある。ただ人の多い時期は絶対に外したほうがいい。
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 白川郷のそばの道の駅では合掌造りが再現されていて中に入ることも出来る。白川郷に行くことがあったらココはオススメ。
 道路が何度か県境をまたぎ岐阜県と富山県を行ったりきたりした。その後峠を越えると日本海側の平野に出た。そのままキャンプ場を目指すか金沢に寄ってみるか悩んだけど、せっかくなので金沢へ向かうことにする。富山県と石川県の県境で一枚。どうやらこのポールの間に県境があるみたいだ。
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 金沢では以前何かのCMでみてから行ってみたかったひがし茶屋街へ行った。昔の佇まいを残す雰囲気のいい街だ。
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 金沢は新潟と共に北陸の中心的な街であるだけのことはあって結構都会だ。金沢駅は変わった形をしていた。
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 今日泊まるのは宝達志水町の所司原キャンプ場。利用料800円とお手ごろだが、ネットで予約しておいたのでさらに安く600円になった。僕のほかにもう一人東京から来たライダーさんがいた。
 もう暗くなってきたので急いでテントを用意し、ラジオを聴きながらカップめんを作って食べる。ラジオを聴いていると、そういえば今世間はオリンピックで盛り上がってるんだなぁと気づく。満天の星空の元食べるカップめんはまた格別だった。暗くなったらもう何もすることができないので22時前には寝ることにした。

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2009年02月24日

8/12 3日目 「ちょっと寄り道 能登半島」

 キャンプをすると後片付けが大変だ。テントをたたんで乾かして袋に入れて・・・。慣れれば大したことないのかもしれないけど、今はまだ手際よく出来ない。風呂にも入れなかったし夜も何度も目が覚めた。それに本州では安いキャンプ場はなかなかない。こんなことから、この旅でキャンプをしたのはこの夜が最初で最後になった。
 
 能登半島は最初はスルーするつもりだった。でもせっかく来たんだからちょっと見てみようと思った。さすがに先端まではいけそうにないから途中まで。今日の目的地は富山県朝日町のYH天香寺だ。

 キャンプ場から西へ向かい昨日通ってきた国道へ出る。国道をしばらく北上すると、海沿いの県道が分かれる。当然海沿いの道へ。日本海というのは荒々しいものだと思っていたけどこの辺りは非常に穏やかだ。
 
 海沿いの道を行くと巌門というのがあったので寄ってみた。波食によって作られた天然のトンネルだ。なぜここだけがこんな風に削られたのかとても不思議だ。
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 巌門から少し北上したところから半島を横切り、マップルのオススメコースになっていた能登島へ向かう。中能登農道橋を渡って能登島に入る。名前からするとこの道は農道みたいだがすごく豪華な農道だ。
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 能登島には水族館などもあるようで、観光客の車が結構走っている。マップルのオススメルートは島の西半分だったけど、ついでなので一周してみる。東側に入ると道は狭くなり車もほとんどいなくなる。瀬戸内海の島に近い雰囲気だ。島の北東の端から能登半島の先端を眺めてみたけど先端は見られない。改めて能登半島の大きさを感じる。
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 島を一周し、能登島大橋を通って戻る。
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 能登半島に戻ってからは国道160号でひたすら海沿いを走る。そして氷見の街へ。中学生のとき氷見の寒ブリの歌を合唱したので氷見と言うと漁業のイメージがある。漁港のすぐそばにある道の駅で遅めの昼食。
白えびとトビウオのフライと、ととぼちと言うものを食べた。
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 道の駅でカブライダーの方としばらく話し、宿に向け出発する。
 8号線に入ったところで事故処理現場に遭遇してしまった。車が派手派手しく壊れていた。もしあんな勢いで突っ込んでこられたら・・・まったくバイクなんて危ない乗り物だ。改めて気合を入れなおす。

 富山市街は4車線バイパスでパスしたが、その後2車線になると夕方のラッシュと重なり車が増えた。何とか暗くなる前に宿に到着。
 夜は久々(2日ぶり)に酒を飲む。お寺の本堂のすぐ横でワイワイやっていたのでちょっと罰当たりな気もしたけど・・・。10時半ごろ消灯し就寝した。

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posted by 三輪車ライダー at 01:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8/13 4日目 「バイク旅なのに電車に乗る」

 4日目の目的地は、新潟県小千谷市の小千谷ふるさとの丘YH。
 
 昨日見た立派な高架橋は何なのか聞いてみると北陸新幹線のものだそうだ。工事はかなり進んでいるようだ。
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 国道8号にでて少し行くと新潟県に入る。その後は難所親不知だ。崖に張り付くように進んでいく。高速道路を見ると無理やり道を造ったのがよくわかる。
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 親不知を抜けたところで、スロットルを開いてもレスポンスが悪くなった。そのうちエンジンが止まってしまう。ガス欠だ。ただ予備燃料を積んでいるのであわてることはない。荷物を降ろし携行缶のガソリンをタンクに移した。
 
 糸魚川の街をぬけ海沿いを走っていると後ろからパトカーがサイレンを鳴らしてきた。一瞬ドキッとしたが、端によって道を譲ると走り去っていった。その先の海水浴場にパトカーと救急車が止まっていたのでここで何かあったんだろう。

 上越からは海沿いを離れて内陸に入る。まだ時間があるので前から気になっていた電車に乗ることにする。北越急行の「ほくほく線」。ほくほくって名前が気になっていた。しかも地下鉄ではなく、山に掘ったトンネルの中に駅があるみたいなのでその駅を目指す。

 その駅が美佐島駅。地上には駅舎はあるけど線路はなくて一見すると駅には見えない。
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 階段を下りてトンネルの中に入るとホームの入り口には分厚い扉があった。電車がトンネルに入ってくると風圧ですごい音がする。
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 やってきた電車に乗ってほくほく大島駅まで往復した。
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 美佐島駅に戻ってから宿へ向けて再出発。毎日のことだけど到着時間がわからないので宿で夕食を頼むことが出来ない。夕食を買うためにコンビニに寄ると、御当地カップ麺を売っていたので、長岡のラーメン屋のカップ麺を買う。さらにスーパーで酒やおやつを買って宿へ向かう。

 夜はみんなで花火をした。不思議なメガネをかけるとなんて表現したら言いかわからないけど、火花がドラえもんや星などに変わって見える。夜は部屋に戻ってからもしばらく話していて結構遅くまでおきていた。
 
 ちなみにここのYHのパソコンにこのBlogをお気に入り登録させてもらった。そこからこのページを見てくださっている方いますか?

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一部GPSの電源を入れ忘れていたので記録がありません

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posted by 三輪車ライダー at 22:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

8/14 5日目 「雨に降られる」

 今日は近くで闘牛があるそうなのでそれを見るか悩んだけど先に進むことにした。目的地は山形県鶴岡市の鶴岡YH。一気に東北地方まで。

 走り出して少しすると雨が降ってきた。そこまで強い雨ではないけどレインコートが必要だ。しばらくすると雨はやんだ。
 
 新潟市内に入ってから、駐車場からいきなり車が出てきてフルブレーキング。思いっきりクラクション鳴らしてやったけど、車内で盛り上がってる感じだったのでたぶん気づいていないだろう。しゃべりながら運転していても周り見えるならいいけど、それが出来ないなら運転だけに集中してもらいたい。まぁメットの中にスピーカー(ちゃんとバイク用のね)を組み込んでいる僕が言える立場じゃないか・・・

 国道8号から7号に変わる。新新バイパスというものすごく新しそうなバイパスを通る。実際には“新”潟〜“新”発田のバイパスだから新新なんだけど。

 バイパスも終わり信号も車も少ない道を走っていると眠くなってきた。これは危険だ。道の駅でコーヒーを飲みかなり長めに休憩をとる。

 今まで使っていたのは関東甲信越のマップルだったけどもうすぐ東北地方だ。村上で本屋に入り東北版のマップルを購入。あちこちでもらうパンフレットを入れておくケースも購入した。

 村上からは海沿いの道へ。笹川流れで休憩。天気がよいと日本海へ沈むキレイな夕日が見られるみたいだが、あいにくの曇り空。いつ雨が降ってきてもおかしくない状況だ。
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 だるま屋ウイリー事件の現場を通過し、国道7号に合流して少し行くと山形県だ。いよいよ東北地方にやって来た。
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 ひたすら海沿いの道を走っていると、雨が降り始めた。最初は小雨だったけど徐々に強く。そして豪雨になった。びしょ濡れとかそういう次元ではなくとにかく体に当たる雨が痛い。でもゴールはもうすぐそこだ。宿のそばのコンビニに着いたときにはもう小雨になっていた。

 今日は部屋は一人だった。一人で部屋にいても寂しいのでずっとオープンスペースにいて群馬から来たという子供たちと遊んだりした。夜は近くの海へ夜光虫を見に行った。海水をバケツで汲んで手でかき混ぜるとキラキラ光る。海に入って泳ぐととてもキレイなんだそうだ。
 
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posted by 三輪車ライダー at 00:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

8/15 6日目 「甘いものばっかり」

 近くにおいしいかき氷の店と湧き水があるそうなので、他のお客さん数名と一緒に宿の人に連れて行ってもらうことになった。ここの湧き水は、手を浸けて最初は何も感じないけど徐々に痛くて我慢できなくなる、つまり十分に冷たいと飲んでも大丈夫なんだそうだ。水筒に補給して氷屋に向かう。
 田舎によくある商店の中でかき氷が食べられる。昭和の雰囲気な店だ。
とってもおいしかった。きっと水がおいしいからだろうな。
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 宿に戻って出発。今日の目的地は秋田県秋田市のユースパルあきた。
 庄内平野は全国有数の米の産地なだけあって広大な田んぼが広がっている。
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 庄内空港という空港があったのでちょっと寄ってみた。駐車場に止まっている車の数を見ると利用者は多そうで、この辺りから東京へのアクセスは飛行機が主流なんだろう。
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 空港を出た辺りからものすごい雨が降ってきた。雪国で冬用タイヤが道路を削るのだろうか、轍が深くなっていてそこに水がたまる。ハンドルから水の抵抗が伝わってくる。船のように水しぶきをあげながら進む。
 酒田市街に入ると道路も乾いているし太陽も出ている。さっきの雨はいったい何だったんだろう?
 今朝、酒田港でイカ墨アイスなるものが食べられるとの情報を得たので寄ってみる。2階にあるレストランで売っているようだがちょうどお昼時で1階まで行列が出来ていた。あきらめようと思ったけど案内をしていた店員さんに「アイスを食べたいだけなんですけど並ばないといけませんか?」と聞いたら「アイスは別に買えるのでどうぞ」と言われ行列を横目に2階へ。そして出てきたのがこれ。
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 見た目は変な色をしてるけど、味はフツーのバニラアイスとそんなに変わりはない。たぶんうなぎパイのように入っている量は微々たるものだろう。

 道の駅鳥海へ。東北の道の駅でもスタンプラリーをやっているようだ。全部集めるつもりはないんだけど、スタンプを押していくと記念になるのでスタンプブックを購入する。
 
 さらに北上すると間もなく秋田県に入る。次の道の駅象潟。ここには眺めのいい温泉があると聞いていたので入ることにする。温泉は4階にあり、大きな窓から日本海を眺めながら入ることが出来る。
 温泉の建物の横でATVに乗れるところがあったので乗ってみる。CVTなのかと思っていたけど3速のマニュアル。自動遠心クラッチなのでカブと一緒だ。僕は慣れているからいいけど初めての人は難しいんじゃないだろうか。しかし、こういうハンドルを握るとバイクの感覚で体重移動で曲がろうとしてしまうものの当然バンクするわけもなくコースアウト・・・。不思議な感覚の乗り物だったけど面白かった。

 秋田に向けさらに北上する。途中少し雨が降った。
 宿に到着後、秋田小町を探しに旅人にサービスしてくれる店があると聞いたので探しに中心部に行ってみた。予想していたより都会だ。飲み屋街もにぎわっていた。また中心部を地下トンネルでパスする自専道路なんかもあった。結局店を見つけることが出来ず宿へ引き返す。

 ここは洗濯機がタダで使えるので洗濯しようとする。しかし、合宿か何かで泊まっている高校生の集団が大量に洗濯しているみたいでなかなか空かない。僕より前から待っていた方が一般客に1台あけるように言ってくれたので助かった。北海道帰りというこの方としばらく雑談しながら待つ。こんな感じで一人旅をしていると団体さんはワイワイやって楽しそうにも見える反面、非常にうざったいものでもある。
 またこの洗濯機がなかなか終わらない奴で、洗濯物を干して寝るときには1時になっていた。

本日のルート

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