2009年04月27日

8/27 18日目 「雨の中の大移動」

 今日は天気が悪くなりそうだけど進むことにする。目的地は常呂郡佐呂間町のサロマ湖畔YH。一気に道東まで移動する。

 朝、宿の前でみんなで記念撮影。埼玉から50ccのスクーターで来ている方がいた。125ccでも結構大変なのに50ccでここまで来るとはすごい。

 出発してもう一度クッチャロ湖に行った。昨日のようにいい天気とは行かなかったけど。
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 ここで出会った方が白黒フィルムカメラで写真を撮ってくれて後日送っていただいた。デジカメは取り直しができるから気軽に撮れるけど、フィルムカメラは撮りなおしが出来ないのでシャッターを押すときの重みが違うような気がする。

 そして国道238号に入り走り始める。ここはどこまで行っても同じような景色で面白くないなんて話も聞いたけどどうなんだろう。

 国道を走り始めてすぐに雨が降ってきた。だんだんと雨が強くなってきてそこから先はあまり覚えていない。とにかく雨の中を必死で走った。道の駅では普段より長めに休憩を取った。

 眺めを楽しむ余裕なんて無い。雨がやむ気配も無い。交通量が多くカーブも多い本州だったらこの天気だったら先に進むのを断念しただろう。北海道の広くてまっすぐな道だったから何とか進めたんだと思う。

 GORE-TEXの靴とはいえここまで来ると防水性も何も無い。対向車の水しぶきが上から進入して靴の中が水浸しだ。

 雨の中200km近く走り、何とか宿にたどり着くことが出来た。雨の中の運転はかなり疲れた。

本日のルートはナビの電源を切ってぬれないところにしまっていたので記録がありません・・・
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8/26 17日目 「最北端」

 せっかく来たの端っこまで来たのでゆっくりしたい。今日は長距離を走るのはやめよう。今日の目的地は枝幸郡浜頓別町のトシカの宿。

 午前中は稚内市内を見物する。まずは宿からすぐの稚内駅周辺を見物。稚内駅は日本最北端の駅だ。行き止まりの終着駅と言うのが何ともいえない雰囲気だ。
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 次は稚内港北防波堤ドーム。ドームの中にテントを張っている人がいた。確かに雨風の影響を受けにくく快適そうだろうけどいいんだろうか?
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 GSで給油。2007年まではホクレンのスタンドでバイクに給油すると旗がもらえていた。でも、今年からは無いそうだ。最北のホクレンスタンドだけにはあると聞いたのでもらえるかと思ったら、もう全部配り終えてしまったそうだ。残念。 

 そして稚内公園へ。
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 稚内の市街地をはなれ最北端宗谷岬を目指して走り始める。

 稚内空港の横を通るとちょうど離陸準備をしていたのでしばらく見物する。
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 海沿いの風の強い道を北へ向けて進む。

 そしていよいよ日本最北端の地、宗谷岬に到着した。北緯45度31分。
何ともいえない感動がある。
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 昨日同じ部屋に泊まった人が宿でレンタサイクル(フツーのママチャリ)を借りてここまでやってきていて再会した。宿からここまでは結構な距離がある。スゴイなぁ。そしてさらに奇跡的な再会が。なんと札幌で同じ部屋に泊まった人に偶然再会した。せっかくなので一緒に食事へ。奮発してうに丼を食べた。
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 そして宗谷丘陵へ。実に気持ちのいい高原の道だ。
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 泊まって写真を撮っているとライダーさんが「お互い走っているところを写真に撮りませんか?」と声をかけてくれた。なるほどその手があったか。そして写真を撮ってもらった。改めて見ると凄く無茶苦茶な荷物の積み方だなぁ・・・。
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 風力発電に近づけるかなぁと思って進んでいるとすぐにダートになったのでやめた。こんなところでパンクでもしてしまったらどうにもならない。また高原の道を通って岬に戻った。
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 そして最北端のガソリンスタンドで給油をし、浜頓別を目指し走り出す。ツーリングマップルオススメの直線道路があるのでそちらを走る。
はるかかなたまで続く大地。そして地平線。狭苦しいところで育ってきた僕にとっては最高の景色だ。
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 そして宿に到着。するとお客さんの一人が「夕日が見えそうなので湖に見に行ってきます」と言って出て行った。僕も荷物を降ろしてほかのお客さんに声をかけて見に行くことにした。

 時々見に行く浜名湖や太平洋の夕日、実家に帰ると見に行く瀬戸内海の夕日、そんな夕日もきれいだけどこのクッチャロ湖の夕日は人生の中で何番目だろうか、それくらいきれいな夕日だった。
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 実はこのクッチャロ湖というのは僕の中でずっと行ってみたいと思っていた場所だ。小学校か中学校の国語の教科書にクッチャロ湖の白鳥にえさをやるおじさんの話が載っていた。詳しい内容は覚えていないんだけどそこに出てきた「浜頓別」「クッチャロ湖」と言う名前がずっと記憶の中に残っていた。夜その話をすると、えさやりはもう後継者がやっているが、おじさん(おじいさん)はご健在だそうだ。

 夜は近くの温泉へ連れて行ってもらった。ものすごくぬるぬるとしたお湯。お肌にとってもいいそうだ。

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2009年04月26日

8/25 16日目 「いよいよ最北の街へ」

 今日の目的地は最北の街稚内市の稚内モシリパYH。
 
 まずは仁宇布と言うところに国鉄の廃線跡を利用したトロッコがあるとのことなのでそこに行ってみる。夜の間に雨が降ったみたいで所々路面がウェットだ。

 「トロッコ王国」に到着。単線なので、前のグループが戻ってくるまで待つことになった。昔のホームが残っていた。
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 前のグループが戻ってきて説明や運転方法を聞いていよいよスタート。緑の中をガタゴトと走る。ところどころ川があって鉄橋もある。道路が横切っていてるところもあるんだけど、道路側が優先。線路のほうに一時停止がある。
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 5kmほど走って折り返し地点。Uターンできるように線路がひかれていて向きを変えてまた戻る。

 もともとは国鉄の美幸線という路線だったそうだ。美深の「美」と枝幸の「幸」をとって名前がつけられた。実際に列車が走ったのは美深からこの仁宇布まで。美しくて幸せな名前だけどこれがとんでもない赤字だったそうで100円の利益を得るのに4000円以上の経費がかかっていたそうだ。確かに美深の町からここまで家というものがほとんど見られなかったから赤字なのは当然だろう。そして1985年に廃止になって1998年にトロッコ王国として復活した。

 仁宇布の駅に戻ってきてトロッコ旅は終了。小さなトロッコだけど線路の上を走るものを運転できると言うのは楽しかった。バイクに乗り換え再出発。美深に戻りそこから40号線で北上する。

 しばらく行くと音威子府。また難読地名だ。時刻表にもでっかく書いてあるのでさぞかし大きな町だろうと思っていたけど、駅の周りに少し店などがある小さな町だった。
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 さらに40号を走っていると北海道命名の地と言うのがあったので寄ってみた。ただ碑が立ってただけだったけど・・・。
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 そして40号を離れ海沿いを走るオロロンラインへ。

 オロロンラインに入ると28基の風力発電の風車が現れた。あまりの数の多さに圧倒される。
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 北緯45度線を越える。改めてとんでもなく遠いところまでやってきてしまったことを実感する。
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 右手にサロベツ原野が広がり始めるといよいよ何も無くなった。日本にもこんなところがあったんだ!!
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 そしてついに最北の街稚内市に入った。
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 雲の隙間から利尻富士が顔を出した。天気がよかったらもっといい景色が見られるだろうし夕日もきれいなんだろうけど・・・。曇っているのが悔やまれる。
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 ツーリングマップルにオロロンラインは「ライダー憧れの道」と書いてあったけど実際走ってみて納得した。

 半島をぐるっと一周してノシャップ岬に行ってみる。夕日の名所らしいけどこの天気では・・・。でも雲の色がきれいだったのでこれはこれでよしとするかな。
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 宿についてからホームセンターの場所を教えてもらう。破れたレインコートを買い替えなきゃいけない。小さいのなら駅の近くに、大きなのは郊外にあるそうだ。選択肢の多いほうがいいので荷物を置いて郊外ホームセンターへ向かった。最北の街ということでなんだか寂しいイメージがあったけど意外と(稚内市民の皆さんごめんなさい)栄えていている。

 結局日本で2番目に北にあるホームセンターで無事レインコートを手に入れた。

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2009年04月25日

8/24 15日目 「最北の動物園」

 今日の目的地は名寄市のなよろサンピラーYH。
 
 まずは富良野の道をのんびりと走る。
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 交差点が6差路になっているところがあった。いかにも平野を開拓して造ったという感じだ。
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 国道237号と合流し、深山峠で休憩する。十勝岳連峰の山々が美しい。トリックアート美術館と言うのがあって面白そうだったけど先に進むことにした。
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 ここから国道を離れ、美瑛の丘陵地帯を走る。細い道が無数に通っているので一日かけて色々回るのも面白そうだ。たぶんお気に入りの丘が見つかるんだろうな・・・
 途中の休憩所では花がきれいだった。もう少し早い時期なら一面のラベンダー畑なども見られたんだろうけど。
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 途中雰囲気のいい丘があったので一枚。
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 そして国道に戻りさらに北上。旭川で見ておきたいのが旭山動物園。旭川空港のそばを通り旭山動物園を目指す。

 長く旅をしているので日付や曜日の感覚がなくなっている。今日は日曜日だと言うことに気がついた。動物園も人が多い。平日に来ればよかったと後悔してももう遅い。
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 早速チケットを買って中に入る。行動展示と言うのに力を入れているそうで、檻に入っているという感じはあまりしない。
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 だけど何だかんだいってサルを見ているのが一番面白い気がする。
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 動物園を後にして旭川市街地方面へ向かう。ラーメンを食べたいので調べてみると環状道路沿いにあさひかわラーメン村と言うところがあるそうなのでそこに行ってみる。何件か店舗が入っていたのでとりあえず一番行列ができているところに並んだ。あっさりとしたしょうゆ味。これで函館の塩、札幌の味噌、旭川のしょうゆの3つを制覇だ。

 国道40号線に入り給油してどんどん北上する。高速道路が併走しているけど必要なんだろうか?40号も本州で言えば立派なバイパスのような道だ。速い車は高速道路並みの速度で走っている。

 単調な道を走りやっと名寄に到着。久々に街らしい街だ。名寄の市街を抜けてひとつ先の日進駅のところで曲がると宿はすぐそばだ。日進駅は木の板で作られたホームがポツンとある単線の小さな駅だ。

 宿について荷物を降ろしているとちょうど列車がやってきた。1両のディーゼルカーが止まってすぐに発車して行った。

 荷物を降ろしているときにハプニング発生。しゃがんだ瞬間レインコートのズボンがビリッと破れてしまった・・・。祖父がカブに乗るのに使っていたものなのでもう20年モノだろう。仕方がないから、新しいのを買わなきゃ。

 夜はおつまみを分けてもらい(また人にモノを貰ってるのかよ・・・)サッポロクラシックで一杯やった。この夜同じ宿だった人とも数日後奇跡の再会を果たすことになる。


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2009年04月24日

8/23 14日目 「大都市札幌から山の中へ」

 ケータイの充電器がないことに気がついた。たぶんどこかで充電して忘れてきてしまったのだろう。幸い、今は札幌なので手に入れるのは余裕だろう。

 札幌見学をするためにバイクを置いたまま地下鉄で出かける。
 まずは大通りで降りてみる。テレビ塔や時計台を見る。時計台はがっかりスポットといわれているけどどうだろうか。確かにビルに囲まれたところにあって、思っていたより小さい。でも、小さいけど存在感があるような気がする。
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 10時になったので時計台のそばのdocomoで充電器を購入。
 その後札幌駅へ。行列ができていたので何かと思ったら、生キャラメルを求める人の列だった。
 
 北海道の中心駅というだけあってさすがに大きい。星の時計が特徴的だ。
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 そしてすすきのへ。HTBショップへ行ってだるま屋カブのマウスパットを購入した。
 昨日もラーメンを食べたけどもういっぱいラーメンを食べる。ここのラーメンはチャーシューではなくひき肉がのっかっていた。しかしさすがはすすきの、隣に座っていたのはホストだった。

 そして宿に戻りバイクでスタート。きょうの目的地は富良野市のろくごうふらりんYH。まずは札幌市街の外れの羊ヶ丘を目指す。右折レーンがない交差点が多く、右折車を避ける車がいきなり車線変更してくるのが怖い。

 羊ヶ丘に到着。見たかったのは、「BOYS BE AMBITIOUS」クラーク博士の銅像だ。駐輪場で出会ったライダーさんにシャッターを押してもらいお決まりのポーズで写真を撮った。(下の写真は違うけど・・・)
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 しかしこの像だけで入場料500円もっていかれるのは嫌なので、そばの足湯でのんびりすることにする。じっくり見ればほかにも見るものはありそうだけど時間もない。足湯をでて出発するともう13時をまわっていた。

 札幌市を抜けると北広島市。なんとなく親近感がある。ちなみに平成の大合併で広島県にも北広島町が誕生しややこしくなっている。
 話がそれるけど、北広島市には北広島駅がある。広島県内には広島駅のほかに、東広島駅、西広島駅があって、南広島駅を造れば東西南北全部そろうことになる。

 市街地を抜けると平野の直線道路。さえぎるものが何もないので風が強い。トラックとすれ違うたびに吹き飛ばされそうになる。いつも遠州の空っ風のなかでバイクに乗っているので風にはある程度慣れているつもりだけどこれには参った。

 風ステージから開放されたと思ったら今度は山ステージだ。さすがの北海道でも山道になると路肩も狭くなる。しかし、車の流れる速さは変わらない。その上の道央と道東を結ぶ高速道路はまだ完成しておらず、この274号線が札幌〜道東のメインルートになっていて車やトラックが多い。広いところを見つけては道を譲りながら何とか進んだ。

 やっと274号から開放され富良野めざし一気に北上する。夕食を買うためにコンビニに寄った。そこで近所のおじさんが「俺も小さいバイクが好きで色々乗ってるんだよね。ここであったのも何かのご縁、これ飲みな」っと言って買ったばかりの缶コーヒーを差し出してくれた。「何かのご縁」といって見ず知らずの人に親切にできるってのはすばらしいことだと思う。将来はこういうことができる大人になれれば・・・と思う。

 おじさんにお礼を言って出発。人の優しさに支えられながら旅をしております。

 日が暮れてくると路肩を示す矢印が点滅し始めて実にきれいだ。雪の降らない地方では絶対に見られない。しかし、太陽が隠れると急激に寒くなる。風も強い。

 夜はワインが一杯出された。おかわりはなしとのことだったが、一本買ってくれた人がいて「みんなで飲もう」と言ってあけてくれた。今日は人にもらってばっかりである。

 京都の女子大の「ユースホステル部」と言う集団が泊まっていた。女子大ってだけでうちとは大違いだな・・・。こういうサークル作れたらなぁなんて思う。18切符のシーズンにみんなでどこかに一泊二日くらいの旅行をするみたいなのを。まぁ言ってるだけで行動には移せないだろうけど・・・。

 女子たちが飲まなかったワインをかき集め、男3人はがぶがぶ飲むのであった。

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2009年04月23日

8/22 13日目 「積丹ブルー」

 朝外でカップ麺を食べていると雲が晴れてニセコアンヌプリの頂上が顔を出した。
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 今日の目的地は札幌市の札幌国際YH。まっすぐ行くとそんなに距離がないけど積丹半島を一回りしていく。

 まずは少し遠回りをしてニセコの気持ちのよい高原の道を進む。このあたりは最近は外国人に人気で別荘を買う人が多いようだ。
 絵に描いたような花畑を発見。残念ながら羊蹄山は雲に隠れている。
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 倶知安駅到着。ここもまた読みにくい地名だ。ちなみに読みは「くっちゃん」。昨晩聞いた話によるとこのあたりはJRとバス会社の仲が悪くて電車とバスの接続が悪いとか・・・
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 道道66号「ニセコパノラマライン」といういかにも気持ちのよさそうな道を通って一気に海まで下る。
 下りたところは岩内町。某テレビ番組でゆるキャラ日本一になった「たら丸」がいた。ここから国道229号で積丹半島を一周する。

 海岸線は数日前に通った男鹿半島によく似た感じだ。さまざまな形の岩が多数存在する。
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 日も照ってきてあまり寒さを感じなくなってきた。しかしこの道はトンネルが多い。最近造られたものが多く、2000mを超える長大トンネルもいくつもある。トンネルに入ると気温がぐっと下がりとにかく寒い。トンネルのおかげで道が平坦なのは助かるけど・・・

 そしていよいよ神威岬到着。駐車場からすぐなのかと思ったら険しい道が続いていた。かつては女人禁制の地だったらしいけど、女性の方、ハイヒールなどでここには来ないほうがいいですよ。
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 狭くアップダウンの激しい道を15分くらい歩いていよいよ岬に到着。
地球が丸いことを実感する。そして海が青い。これが積丹ブルーだ。
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 また険しい道を通り駐車場に戻ってきた。走ってるときは寒い思っていたのに、今はとにかく暑い。自販機でジュースを買う。北海道といえば「ガラナ」だ。

 次は積丹岬の方にも行ってみたけど遊歩道を全部歩くと距離が結構あるので灯台を見て引き返した。
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 札幌に向けまた走り出す。こちら側もトンネルが多い。このときは気づかなかったけど、十数年前、悲惨な崩落事故が起こっている。発破で岩盤を崩す様子が中継され、ずっとテレビに釘付けだった記憶がある。

 しばらく走り小樽へ。おいしい寿司でも食べたいところだけど、時間がないので先を急ぐ。ここから札幌までは辛かった。小樽〜札幌を結ぶ道は高速道路とこの国道5号線しかない。当然交通量が多く、その上流れが速い。何とか札幌市街に入った。

 札幌は碁盤の目のような道の造りだ。交差点の名前が○条○丁目になっている。慣れるとわかりやすいんだろうな。ナビで宿の位置を検索し、ガイドに従い進む。

 宿にはシャッター付のバイク置き場があった。街中だから荷物満載のバイクを外においておくのは不安だけどこれなら安心だ。

 近くを回ってみたけどラーメン屋がなかったのでフロントの人に聞くとお勧めのラーメン屋を教えてくれた。ちょっと遠いのでシャッターを開けてもらってバイクで出かけた。
 みそラーメンなんだけど、辛さだけでなく甘みもあって何ともいえないおいしさだった。

 数日後この夜同じ部屋だった人と奇跡的な再会を果たす・・・
 

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2009年03月12日

8/21 12日目 「やっと北海道を走り始める」

 今日はやっと晴れた。ようやく前に進めそうだ。
 朝は電車に乗って温泉に入りに行った。市営の谷地頭温泉。露天の温度は44℃近くあったけど外の温度が寒いのでこれ位がちょうどいい。
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 宿に帰って支度をしていたら昼を過ぎてしまった。今日の目的地は虻田郡ニセコ町にあるニセコアンヌプリYH。距離は180kmくらいある。早く出発しなければ・・・
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 函館市街では何も感じなかったけど、郊外へ出るととにかく道がいい。広くてまっすぐ。本州とは明らかに違う雰囲気。これが北海道なんだ!!

 道の駅YOU・遊・もり到着。北海道版のスタンプブックを購入する。全部集めるつもりはないけど、記念に押していこう。
 しかし寒い。中にフリースを着ているけどそれでも寒いのでレインコートも着る。合計5枚。まだ8月のはずなんだけど・・・。

 すれ違うライダーさんたちがサインを出してくれる。こちらもどんどんサインを出す。「こんにちは、お気をつけて」。本州ではこんなことする人ほとんどいないけどここでは当たり前のようにみんなやっている。

 「浜松」というところに噴火湾を一望できる展望台があったので寄ってみる。噴火湾を横切るフェリーがあったら便利だと思うのは僕だけだろうか。まぁ道がよくてさらに高速道路まであるから需要はないだろうけど・・・
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 長万部到着。読み難い地名としては有名かな。函館から100km以上あるというのに寄り道や休憩を含めても3時間もかかっていない。バイクに乗っていた時間だけを考えると平均速度は50km/hを超えているだろう。この分なら暗くなるまでに到着できそうだ。
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 長万部から海岸線をはなれる。途中パトカーが車庫の影に隠れて待ち伏せしていた。点数稼ぎのための汚い手段だ。パトカーなんて走ってればみんな警戒してスピードを落とすし、パトカーを抜いていく馬鹿なんていない。だから、事故防止には走り回っていたほうがよっぽど効果的だろうけど、それじゃぁ儲からないんだろうね。

 ちなみに北海道の道は制限表示なし、つまり60km/hで走れるところが多いけど、突然40km/h制限があったりする。そういうところに潜んでいる可能性大。もし北海道を走ることがあったら注意してくださいね。20km/hオーバーくらいで捕まえていたらきりがないからそれくらいまでなら大丈夫っていう噂もあるけど・・・
 まぁ他車に道を譲りながら法廷速度付近でトロトロ走っている僕にはあまり関係ない。

 昆布駅という駅があったので寄ってみる。なんで山の中なのに昆布なんだろう?
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 写真を撮っているとおばあさんが「どこから乗ればいいんですか?」と聞いてきた。荷物満載のバイクでよそ者オーラでまくりの僕に聞いてくるとは、ひょっとして不審者と思われて警戒されてるのかな(考えすぎ?)。ホームまで案内した。確かに駅といっても単線の線路が通っているだけで、道路側から見たらまさかそこに線路があるなんて誰も思わないだろうな。

 無事暗くなる前に宿に到着。夜はオーナーさんの車でお好み焼きを食べに行った。

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2009年03月09日

8/20 11日目 「雨の函館観光その2」

 今日も雨。今日も進む気がなくなった。ちなみにここは2泊目から500円。もう1泊することに決定。

 朝はダラダラと過ごす。函館と言えばラーメン。昼前にラーメンを食べに行くことにした。また電車の1日券を購入。今回行った店は、赤レンガ倉庫群近くの「マメさん」。注文したのは当然塩ラーメン。

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 すぐ横の製麺所で麺を作っているとのことなので見に行ったけど、作業中ではなかった。

 そして、青森でも見たけど青函連絡船が保存されているのを見学しに行く。こちらは「摩周丸」。

 グリーンの座席。
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 操舵室と通信室。
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 船全体が撮れなかったので模型で・・・
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 夜は同じ宿に泊まっている方が、地元の人においしい店を教えてもらったと言うのでご一緒させてもらった。観光客向けの店は高くて量が少なかったりするけど、地元の人が行くような店は安くておいしくてたっぷり食べられる。
 このホッケがとてもおいしかった。イカもまだ動いていた。足はフライにしてもらう。
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 ビールは初めて聞いたサッポロクラシック。北海道限定のようだ。おいしいものをたくさん食べて大満足。

 函館駅によってみると、「今晩はここで過ごすぞ」って感じの人が何人もいた。本州だと下手すると職質されそうだけど、ここではよく見られる光景なんだろうな。
 
 路面電車の終電が意外と早く、もう電車がなかったので宿まで歩いて帰った。


〜おまけ〜
 先週家のすぐそばのスーパーで買ったラーメン。みそカレー味と言う不思議なものだけど、よくみると「豆」マークが。調べてみるとマメさんのラーメンだった。意識して買ったわけではないのに偶然ってすごい。
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2009年03月06日

8/19 10日目 「雨の函館観光」

 今日は雨。先に進む気がなくなった。とりあえず宿にバイクを置かせてもらって、路面電車の一日乗車券を購入。電車で函館観光する。

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 まずは赤レンガ倉庫群を見に行く。
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 倉庫として使われているのではなく中はいろいろな店舗が入っていた。この辺りは坂が多く、山の中腹にも洋風の建物が建っていたりしてとてもいい雰囲気だ。路面電車が走っているのもいい。僕は路面電車が走っている街が好きだ。広島電鉄の路面電車は全路線乗った。函館も制覇(2路線しかないけど)しよう。

 再び電車に乗り終点どつく前へ。折り返して反対側の終点湯の川へ。これで全制覇。再び折り返して五稜郭へ向かう。途中の電停で本屋を見つけたので途中下車。景色を見ながら気になるものを見つけたら途中下車できるのも路面電車のいいところ。北海道の地図をまだ持っていいなかったので、本屋でツーリングマップルを購入。裏表紙の写真のバイクのナンバーが浜松ナンバー(YAMAHAの広報車だろう)だった。何でここまで来て・・・。

 五稜郭公園前電停で下車。名前は五稜郭からすぐな感じの名前だけど、ここから10分以上歩く。

 五稜郭は近くで見ても五角形なのか何なのかわからない。
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 すぐ横にタワーがあったのでこれに昇ると綺麗に見えるのかな。
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 さて、函館のハンバーガーチェーンと言えばラッキーピエロ。本州からマクドナルドが入ってくるのを阻止していたなんてウワサもあるけど。メニューを見ると1000円を超える何段重ねかわからないようなバーガーもあったけど無難なジンギスカンバーガーを注文する。
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 バーガーを食べながら今日の宿を考える。ユースに連泊するとお金がかかる。別にいいんだけど先に進んでいないのにお金だけがかかるのはなんだか嫌だ。しかしここは北海道。ライダーハウスと言うのが充実している。函館市街にもあるのでそこに泊まれたら泊まることにする。先着順ということなのでまずは電車で様子を見に行く。余裕がありそうなのでここに泊まることにした。

 ユースに置かせてもらっていたバイクをとりに行き移動。ちょうど子供がいて受付をしてくれた。素泊まり950円。しかしこの子、小学生くらいなのに接客も出来てレジまで使える。よくできる子だなぁ。

 部屋を貸してくれると言うだけで後は完全にセルフ。銀マットと寝袋で寝床を作る。風呂は付いていないけど、電停から近く、電車に乗って温泉に行くこともできる。近くにコンビニやスーパーもあり非常に便利だ。

 同じ部屋には3名。夜はスーパーで特産物っぽいものを買ってきたもので済ませた。
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